社長挨拶

自分の頭で考えよう

1) 煙草は肺がんの原因になると言われているが、喫煙人口はずっと減り続けているのに、肺がん患者数は反比例的に増えているのはなぜだろう?

2) 地球温暖化の主な原因は二酸化炭素と言われているが、太陽の黒点の活動増減と気温の変動の折れ線グラフとは見事に一致している。少し前はフロンガスがオゾン層に穴を開けると問題にしていたけど――。

3) Co2の排出権を売買して本当に削減に役立つのだろうか?

4) ウエスト85cm以上はメタボって、いくら何でも無理があるんじゃない?ほとんどの人をメタボにしたいのだろうけど。

いろいろな意見があると思いますが、上記はわたしが気にしていることの一例です。

だいぶ古い話になりますが、フィリップ・トルシエさんがサッカー日本代表の監督をしていた時にこんな発言がありました。

”日本人は車が1台も来ないのに、赤信号が青に変わるまで待っている。ルールを守るという国民性は尊敬に値するが、サッカーでは少し問題がある。日本選手間のルールを相手に見破られると容易にボールを奪われてしまうし、ルール遵守の精神が強過ぎるとその後の修正も効かない。”

一応のルールを決めておくが、状況に応じて臨機応変、時にはルール破りをしろということです。

車の来ない赤信号の横断歩道を渡るか渡らないかは二者択一ですが、渡り方には何通りかあると思います。例えば、他の人が待っていても自分は渡る、渡ってはいけないというルールの目的が安全を守ることにあるならば、車が来ない時に渡っても目的に適っているから。或いは、先頭で渡るのはリスクがある、見えなかった車にはねられるリスク、お巡りさんに怒られるリスク――、だから誰かが先陣を切った後二番手で渡る、等々。絶対に渡らないも含め、どれが正解ということはないと思いますが、わたしがしたくないことは、皆が渡り始めたからつられて自分も渡るとか、皆が渡らないから明確な意思も持たずに自分も渡らない式の付和雷同型です。

状況を把握して自分の頭で考えて、その判断、決断を信じて行動に移す(或いは移さない)、横断歩道の例は小さな比喩ですが、日常の些細な事柄をも意識して、考える、決断する、行動する、というサイクルを習慣化することは、意外に大事なことではないかと思っています。自分で考えることが癖になっていると応用範囲は広い。新聞やTV,ネット上の報道を鵜呑みにすることも少なくなりますし、仕事上でも結論先送りをしなくなり、他人の物真似をすることも減ります。青信号だからという理由だけで渡ったら、信号無視の車には轢かれてしまうかもしれないのですから。

                                          代表取締役 吉冨 正幸